私は最近になってアニメをよく見るようになりました。そのきっかけとなったのがインターネット環境があればいつでも無料で見ることのできるAbemaTVです。これまであまり見てこなかったジャンルのものが沢山放送されていて色々と見ていく中で以前よりもアニメに興味を持つようになっていきました。
今一番好きなアニメは響け!ユーフォニアムです。内容としては京都の高校生の吹奏楽部が舞台となっていて様々な物語が展開していくのですが、青春の要素もしっかりとあり、それだけではなく現実でも起きていそうなリアルな部活動内での揉め事を描いていたりと非常に心を惹かれる作品だと感じています。また、演奏シーンの迫力も素晴らしく、上手な人の演奏とあまり上手ではない人の演奏をしっかりと分けているため、音楽的要素としてもとても楽しめるものになっていると思います。
では、これまでドラマや実写映画に強く興味を持っていた私が何故こんなにもアニメに興味を持ったかということを自分なりに考えてみたのですが、アニメにはドラマや実写映画では再現できない部分が非常に多くあり、その部分に惹かれたんだと感じています。簡単な所でいうと、地球以外のファンタジーな世界を自由に作り出すことができたり、響け!ユーフォニアムのように私達の住む場所に架空のキャラクター達を登場させることもできます。絵や3DCGを使うことで非常に可能性の広いものを作ることができるという利点がアニメにはあるのだと思いました。
当然、ドラマや実写映画にもアニメでは真似をすることのできない部分が多くあります。何と言っても存在する人が演技をしているのでこれ以上にリアルな点はありません。だからこそ私もずっと好きで沢山のドラマを見てきました。両方にそれぞれの良さがあり、面白さが存在するのでどっちの方が優れているということは決められません。しかし、本当に存在していないキャラクターだからこそ、頭で想像を膨らますことのできるアニメの面白さに気づくことが出来てよかったと感じています。